人材不足解消のための企業戦略とは?

引き続き、「2016/2017年人材不足に関する調査結果」(マンパワーグループ調査)から、興味深いデータを紹介します。

▼日本の機関・企業が考える人材不足解消のための戦略
同率1位:既存スタッフへの研修・能力開発(22%)
業務をアウトソーシング(22%)
3位:新たな人材調達戦略を検討(21%)
4位:採用時により高い給与を提示(16%)
5位:既存人材プール外から採用(15%)
6位:既存の就労モデルの見直し(10%)
7位:採用時に福利厚生などの特典を追加(9%)

人材不足解消の戦略にもかかわらず、同率1位が「人を入れる」という選択から外れていることが分かります。これはそもそも今の社会情勢では、優秀な人材を採用することが難しいため、企業がそれ以外の方法を取らざるをえない背景をよく現しているのでははないでしょうか。