■ はじめに
75歳。一般的には「引退してのんびり」というイメージを持たれる年齢かもしれません。しかし私はCADスクールの代表として、今まさに新しい挑戦をしています。
その名も――AI(人工知能)との向き合いです。
デジタル社会の進化は凄まじく、AIは今や私たちの暮らしや仕事のあり方を根本から変えつつあります。そんな時代に、「もう年だから」とあきらめるのは簡単です。
けれども、設計者として培ってきた経験を、AIという新しい力と掛け合わせることで、もっと価値のあることができるのではないか。
そう思って、挑戦してみました。
■ AIとの出会い
もともと私は、設計技術やCADにある程度の経験を持つ技術者でした。ですが、近年の技術の急激な進化――特にAI関連の話題――には正直ついていけない部分もありました。
そんな中、生成AIという存在に興味を持ち、「ChatGPT」を使い始めたのがきっかけです。
最初は戸惑いの連続でした。
「どう使えばいいのか分からない」「質問の仕方がわからない」……そんな状態から、少しずつ一歩ずつ学び、試し、失敗しながらも前へ進んできました。
■ 目的を持って学ぶ
私の挑戦は、単なる趣味や暇つぶしではありません。
AIを仕事や設計スキルと結びつけて、実務に活かすこと。
これが私の目標です。
特に、私が携わっているCADスクールでは、対象が「完全な未経験者」ではなく、「ある程度の設計スキルを持つ人たち」です。
彼らにとっても、AIをどのように活用すべきかは、これからの時代に非常に重要なテーマです。
だからこそ、自分自身が先に体験し、学び、伝えられるようになりたいと考えています。
■ AIは「若い人のもの」ではない
AIというと、若者がバリバリ使いこなすものだと思われがちですが、年齢は関係ありません。
むしろ、長年積み重ねてきた知識や経験があるからこそ、AIというツールを使いこなせる場面も多いのです。
大事なのは、「学び続ける姿勢」と「好奇心」。
AIは脅威ではなく、「頼れる相棒」になります。質問の仕方を覚えれば、アイディア出しや資料作成、文章チェックなど、どんな場面でも助けてくれます。
そしてなにより、**“自分が変われば、世界も変わる”**という実感があります。
■ 最後に:このブログを読んでくれたあなたへ
70歳の私でもAIに挑戦できる。
そうであれば、あなたもきっとできるはずです。年齢や経験は壁ではありません。
むしろ、それは**AIをより深く活かすための「武器」**になります。
私はまだまだAIの世界を学んでいる途中ですが、このブログを通じて、**「挑戦に遅すぎることはない」**ということを伝えていけたらと思います。