朝早くからブログを読んでいただき有難うございます。
当スクールは4月28日(日)~5月6日(月)まで5月の連休に入ります。
連休前から目標に向け真剣に技術を付けようと入学者がかなり多くなっています。連今日あけも入学者予定が既に入っております。
やはり新しい年に向けしっかり目標を持った方が当校に入学しているようです。
今迷っている方早く目標達成のため決断しましょう。
では皆さん連休明けまたブログを楽しみに!
月別アーカイブ: 2019年4月
DIYのプランニングと設計図 その2
その1に引き続き、DIYのプランニングで重要な要素を紹介していきましょう。
・材料
DIYはそのほとんどが木工です。木材には種類がたくさんあります。スギ、ヒノキ、ホワイトウッド、パイン、水に対して強い木(クリ、ケヤキ)、最近では樹脂と木粉を混ぜて作られた「人工木」というものもあります。
どこに何を作るのかによって、どんな素材のものを選ぶ必要があるか、きちんとプランニングしておかないと、すぐに壊れてしまう、木が腐ってしまうなどのトラブルを招くことになります。
また、どんな大きさの資材を用意するかも重要です。パーツを切り出すのに最も適した資材の大きさはどのくらいなのか、きちんと考えておく必要があります。
・強度
例えば棚を作ったとして、薄い板材に重いものを乗せてしまうと、たわんで壊れてしまいます。最近DIYで人気のウッドデッキであれば、ただ板材を敷き詰めるだけではなく、根太(ねだ)や大引き(おおびき)といった床材を支える心材を入れなければなりません。
板材の厚さはどれくらいにすれば良いのか、心材はどのくらいの間隔で入れていけば安全なのか、といったポイントは知っておく必要があります。それを踏まえて材料を選ぶことが、プランニングの重要な役割です。
DIYのプランニングは、頭の中で何となくやっている方が多いのではないかと思います。しかし、その「何となく」が失敗の元になります。
プランニングを立てながら、組立図、平面図、木取り図などの設計図を描くことで、DIYのクオリティーは格段に上がることでしょう。DIYのレベルアップをしたい方は、是非やってみてください。
次回は様々な設計図について、解説してみたいと思います。
DIYのプランニングと設計図 その1
DIYで何か物を作る時、設計図を描くことを含めた「プランニング」がとても大切です。
例えば棚を作る時、「何を置きたいのか」・「配置をどこにするのか」・「強度はどのくらい必要なのか」などを事前に考えておかないと、きちんと使えるものは作れません。
内容の規模こそ違いますが、家を建てる時にも、この「プランニング」は非常に重要になります。
DIYにおけるプランニングで重要な要素をいくつか挙げてみましょう。
・寸法
制作物の大きさです。家のどこに配置するのかによって、どのくらいの大きさが適当なのか、棚などであれば、何を置きたいかによって、大きさは異なってきます。
無計画に作ってしまうと、部屋に入れた時に大きすぎてしまったり、入れたかったものが入らないという羽目になります。
ありがちなのが本棚の設計ミスです。本には様々なサイズがあるので、いざ自分の手持ちの本を入れてみると、「奥行きが足りない」、「高さが足りない」、「もっとこういう大きさの棚を作ればよかった」など、後悔することになってしまいます。
また、次の材料でも触れますが、日本の資材は基本的に「尺(1尺=約303mm)」をベースに大きさが決められています。DIYによく使われる板材では、「910mm(3尺)×1820mm(6尺=1間)」で切り出されるのが基本です。
この尺ベースで寸法を考えていくと、材料から効率よく必要なパーツを切り出せるので、作業も効率よく、材料費も抑えることができます。
その他の要素についてはまた後日。