先日、2019年の人手不足倒産が過去最高を記録したとのニュースがありました。業種別の1位は「サービス業」ですが、2位は「建設業」となっています。実際のところ、倒産しているのは職人が足りない中小企業が多いでしょうから、建築技術者とは関係がないように見えますが、技術者の方も全く足りていない状況が続いています。
他の調査では、2019年の建設業の新卒採用において、工学部以外の学生の採用率が22%だったという数字が出ています。実に4~5人に1人が、建築を専攻していない学生なのです。
またハローワークでの建築技術職の有効求人倍率は6.81倍となっているそうです。
建築技術者は激務のイメージが強く、若い人が就職率が少なく、離職率が高いという問題があり、業界全体が危機感を強めています。人が足りないので、技術者も職人も派遣で対応する現場も増えていますが、全く技術の無い派遣が増えているため、様々な問題が起きているそうです。
そうした社会情勢の中では、きちんとした技術があれば、条件の良いところへ就職できる可能性は広がります。今の環境に満足していない方、転職を考えている方の中には、技術を必要とする職業に就くのは難しいと考えている方もいるかもしれませんが、正栄では社会人が働きながら学ぶこともできます。
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