DIYが流行していますね。テレビや雑誌などでも頻繁に取り上げられています。昔の日曜大工との大きな違いは、女性がファッションや趣味のひとつとしてDIYを捉えていることでしょう。趣味と実益を兼ねる、素晴らしいことではないでしょうか。
さてDIYというと、木工などの工作技術や、工作道具の方ばかりに注目が行きがちですが、もうひとつ重要なポイントがプランニングです。こう書くと難しいですが、要はどんなものを作りたいかをしっかりとイメージしてから形にするということですね。
DIYでありがちなのが、材料を買ってきたところ、大幅に余ってしまった、もしくはちょっと足りなかった。棚を作ってみたものの、入れたいところに入らなかったなど、自分が想定していたものと違うものが出来てしまうことです。
それを防ぐには、プランを立て設計図を描けば良いのです。設計図というと難しく感じるかもしれませんが、実際のところ、一般の方が工作できるレベルの木工製品などの設計図は、至極単純なものなのです。
設計図を作るには3DCADソフトが必要ですが、簡単な設計図を描くのにわざわざお金を出して高いソフトを買う必要はありません。今は無料のフリーソフトがたくさんありますので、それで十分です。
そこでいくつかDIYで使える無料の3DCADソフトをご紹介したいと思います。
▼SketchUp
WEBブラウザ上で使用できる3DCADソフトです。
直感的な操作で、棚や机などをモデリングして、寸法を計算することができます。3Dのお絵かきソフトといえるくらいの操作感です。ブラウザベースなので、ソフトの動きも軽く、パワーのあるPCではなくても十分使用できます。
フリー版を使うにはサインインが必要ですが、Googleアカウントでサインインできるので、特に新しいID等を登録する必要はありません。
▼DesignSpark
こちらはダウンロードする3DCADソフトです。電子部品を扱う会社がリリースしたものなので、本格的な電子回路なども描けるようですが、実際の操作感としては、非常に直感的で使いやすくなっています。こちらも3Dで木工製品を描くのであれば、3Dお絵かきソフトのような感覚でモデリングすることができます。
どちらも少しの操作を覚えてしまえば、すぐにある程度の設計図は描けるようになります。難しく見えてもCADソフトはツールのひとつです。エクセルやパワーポイントを使うような感覚と同じです。DIYにはまっている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
正栄では、Sketchupを使ってDIYの設計図を描くワークショップを定期的に開催しています。
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