社長挨拶
厳しい次代だからこそ確かな技術力の引取り業務へ
現在、日本の人手不足は深刻な状況に陥っています。どの業種、どの企業も人材確保に苦労する中、特に専門的な技術・知識が要求される設計製図という業種においては、その深刻さはより顕著であるといえます。
人手不足の解決策のひとつとして、人材派遣会社に派遣を頼むということは、かなりの企業様がやっていることかもしれません。しかしながら、有効求人倍率が44年ぶりの高水準を記録し、圧倒的な売り手市場となっている今、人材派遣会社自体も人手不足であり、技術者派遣といえども理系分野以外の学生も取り入れているのが現状です。中にはろくに技術研修もしないで、人材を派遣するというケースも見られます。
さらに2018年9月の改正労働派遣法の施行により、派遣労働者の働き方が大きく変わります。派遣元の負担が大きくなることから、派遣会社を取り巻く状況はより厳しくなり、価格勝負の中小の派遣会社は淘汰される流れになるでしょう。結果、派遣のコストはますます増大することが予想されます。
このような社会情勢の中で、改めて設計製図の引取り業務の価値が見直される時期に来ているのではないでしょうか?
技術力をもつ設計会社に設計業務をアウトソーシングすることは、当然、クオリティの面においては派遣と大きく差があります。そして、派遣のコストも増大する中、引取り業務と派遣との金銭的・時間的コスト面での差も無くなっているといえます。
例えば、派遣社員を1月入れる場合「時給2,000円×160h=32万円」のコストがかかるとします。派遣社員を1月入れたとしても、高い技術力を要する仕事はできません。それどころか、160時間社内にいるものの、時には仕事がないエアポケットが生じてしまう可能性もあります。派遣の場合はそういう時でも、契約を切るわけにはいかず費用を払わなければなりません。
対して、引取り業務の場合「時給2,500円換算×100h=25万円」で、確実にひとつの案件を終わらせることができます。進捗確認についてもメールやデータでやり取りすれば、そこに時間を割く必要はありません。
正栄では、教育事業部が運営するスクールもあり、十分社内で技術研修を行ったうえで、お客様のニーズに合わせた人材を担当させています。厳しい次代だからこそ、安易に人材派遣に頼らず、頼れるエンジニアリング会社を見つけるべき時ではないでしょうか。設計製図のことなら、確かな技術力を持つ正栄設計事務所に是非お任せください。必ずクライアント様の力になれるはずです。